ダイエット法 比較を攻略せよ!
正體術という、身体矯正術の高橋氏は、数十秒で出来るこの方法により、病気の人を無くす事を夢みました しかし、人々が求めたのは、自分で毎日出来て、お金も時間も掛からずに健康体を得れる方法ではなく、正體術を行うまでに個人的に指導された矯正法ばかりを求めました 野口整体の野口氏も、体操指導者を育成する事を試みましたが、結局手技療法家育成を行う事になりました これらの事は何を意味するのでしょうか それは、民衆は自分で毎日何々してくれればいいという事を望まないという事です それを当たり前に出来る人は、何かを悟った人で、もはや一般民衆よりもちょっと意識が高い人です それはちょっと民衆を馬鹿にし過ぎじゃないか?と思われるでしょうが、ダイエットを例にすれば分かりやすいでしょう 一体どれだけのダイエット法と、ダイエット食品が出て来たでしょうか そして出るたびに、これが決定版!的な広告がされたでしょうか にもかかわらず、どれだけの人が、それらによりダイエットに成功したでしょう どれだけの人が、ユーキャンで資格習得まで漕ぎ着けられたでしょう どれだけの人が、数千はあるであろう健康法で、健康を獲得し、全国の病院が閉鎖に追い込まれた事でしょう これらの例は、民衆には一緒に寄り添って歩んでくれる人が必要という事を証明してくれています 民衆が目覚める為に、一人一人が個人で頑張るべきだというのは正論です 指導者も、リーダーも何も要らないのだというのは何とも夢のある話です しかしちょっと考えてみてください 人は、自分のしている事が、高度なのか低級なのかを知るには、自分よりも高度な事を成し得ている人を知ったから分かるのです これは比較だから、それがいけないんだとスピマニアの人は言うでしょう そんな人には、今でも数キロ走ったらシャフトの折れた昔のトヨタ車にでも乗っててもらっていましょう 人の意識の進化は、今より高度な状態を知覚しえた時に始まるのです よって、私はリーダー不要論、指導者不要論については賛同できない者であります