ダイエット法 比較から始まる恋もある
みなさんおはようございます。町のケーキ屋パティスリーミムラの三村彰です。
今日は数年前にあった僕のお話。かくのに3日かかった(笑)
ガラスのハートの持ち主。
あらかじめ断っておきますが、後半に話すのはほんとに「個人の意見」です。
だから今回はリブログはやめてね。
いろんな考え方があるのは知ってますし、それも全ていいと思っています。自分の考えに合わせるのが1番。
ただ、僕は今のところ自分には1番この形が合っている気がしています。
いきなり何言うてんねんですよね(笑)
僕は自律神経失調症(無診断ですが確実に)に3年ほど前になりました。そこから1年ほどで自力でたち治ったお話です。
[始まり]始まりはある日突然やってきた胸周辺の痛みでした。大丈夫して痛くないけど気になる。痛くなるタイミングや場所が毎回微妙にことなる……
近くの内科でみてもらったら「疲れ、ストレスでしょうね。体に異常無し」でも、全然痛みがなくなりません…1カ月後別の内科へ。病名がつきました。お医者さまから「肋間神経痛やね。若い男の人でもなるから心配ないよ」………………∑(゚Д゚)肋間神経痛ってなんやねん!薬は?原因は?
特に説明はなかったので、今の時代ネット検索。
いろんな原因が考えられましたが、確実に一致したのは「ストレスからくる心の問題」それによる自律神経失調症。
[原因]実は痛みを感じ始める少し前に「兄嫁のお父さん」をガンで亡くしました。
診断されてからあっという間に。
お世話になったので、衝撃でした。そして三男が産まれたばかりの僕はまだまだ生きたいって思いました。
当時僕はちょうど無農薬や無添加を扱う友人とたくさん知り合っていて、Facebookのタイムラインは食の安全、危険で溢れてました。
当然お菓子(ケーキ)の材料に対する危険とかも。
僕はこんなのを毎日たべてて大丈夫なのか?平気な顔で売ってるけど大丈夫なのか?
自分で何も調べてないのに、人の意見だけを全部頭に入れてしまい疑心暗鬼状態。また僕は当時毎日コーラを飲むような人間で、食には全く気を使っていませんでした。
若気のいたりの喫煙もやめられず当時は1日2本くらいですが、それがやめられませんでした。
こんな生活習慣で、タイムラインで嫌な情報を目にする、さらに胸に痛み、すると当然のように行き着く先は「おれも病気じゃない?」です。ネットで調べたなかには肋間神経痛と診断されたら実はガンだったと言う人もいました。
完全ネガティヴループな僕のガラスのハートはこの瞬間砕け散りました(笑)
僕のハートはステンドグラスのように綺麗なガラスなので砕け散った様もとても美しかった事でしょう(笑)
[症状]砕け散ってからは毎日通勤5分の道のりで汗だく…動悸、息切れ
その次は手の倦怠感。左足が重い、だるい。
この頃は毎日がしんどかったです。
最終的には舌先が痺れて…
正直怖くて何も食べたくないのですが、妻が作ってくれる料理を突き返すなんて出来なくて…
ここで頭も最初にもどり「そういや、もともとストレスっていわれてたな。このストレスは自分の身体への心配から来てるのか」って、やっと気付きました。じゃあ、健康なのがわかれば考え方が変わるんじゃないか?
という事で、生まれて初めての健康診断。正直、不摂生だし…何かしらの数値に問題はあるだろう。でも大きな病気じゃなければいいやっ!って覚悟はしてたんですが…
…∑(゚Д゚)
めっちゃ健康でした(๑>◡<๑)
笑うくらい(⌒▽⌒)
そこからは少しづつ気持ちも前向きに。そして、痛みも和らいでいきました。
あとでわかったんですが舌が痺れるってこのパターンからウツになる手前らしいですね。直前で回避できて本当に良かったです。
[その後]でも、またいつなるかわからない怖さがあったので…
そこからは自分でいろいろ調べました。食べ物の事。わかる範囲で。有識者によっては身体に悪いって書かれてるものも、逆の立場の記事とかを探して自分なりに結論をだしていきました。逆もしかり。
「結果自分はどう思うのか」を基準に、わからないものはわからないなりに受け入れて。
怖がり過ぎないように、また信じすぎないように。
友人の無農薬野菜に詳しい八百屋さんや、無添加の漬物を作る漬物屋さん。いろいろ聞いてみました。
材料のことも、砂糖、牛乳、小麦粉、添加物などなど。なにがどの様に身体に影響を与えるのか、その根拠。わかる範囲でですよ。
自分のケーキを10年以上食べ続けて身体に異常はなかったことを前提に。お客様の食べはる頻度を前提に。
いきなりですが、皆さんはどれくらいの頻度でケーキを食べますか?月1回?月2回?多くても週に1個か2個じゃないですか?
僕たちケーキ屋は大げさでなく週に5個くらいは食べます(食べない人ももちろんいます)味見もします。食べ歩きなんかいったら1日ケーキしか食べずに6個とか食べます。
でもね、僕体重58キロです。妻も細い方かなと思います。
ケーキって食べたら太るって言いますが、少なくても僕の周りのケーキ屋には太ってる人は一人しか思い浮かばない。むしろケーキ屋以外の方が思い浮かびます。体質や日頃の食生活の方がデザート1個より重要じゃないかなって思ってます。
このような常識も見直したりしました。
ちなみに僕がみた「ケーキは太るからやめよう的な資料のケーキ100gあたりの砂糖の量は角砂糖8個分」っていうのは正直おどろきました。なんぼなんでも多いやろ。って。
話がずれましたが、週に1回の摂取量で考えていろいろ見つめてみました。
結果どれももともと心配するような使用量ではありませんでした。
当店では週に1回のケーキではなく毎日食べる可能性のあるジャムは完全に無添加にしています。
また、ベーキングパウダーはアルミフリーに変えたり、既製品で添加物の多いものは手作りにしたり。
出来るだけぼくみたいにハートが弱い人でも楽しめるように必要最低限の使用量に近づけるように。まだ出来る事はあるので少しづつ変えていきたいです。でも、完全無添加にしたらそれこそ今のパティスリーミムラの価格帯ではできないので…出来る範囲で。いろんなお客様が楽しめるように。
心配な人には自分でわかる範囲での大丈夫だと思う理由を説明したり。
また、気になる方には友人のマクロビスイーツのお店を紹介したり。
みなさんが食べたいって前向きに思って楽しめるなら僕のケーキじゃなくていい。
そして、ぼくのケーキは僕の考え方なら健康に問題はないと結論づけました。。(いろいろな考えかたが食と健康にはあるので、自分の考え方、体質に合ったお店を選んで下さいね。グルテンフリーのお店とかもご紹介できますよ)
今、僕は完全に自律神経失調症から復活しています。専門医にいって治った友人もいれば、東洋医学で治った人にもいます。さらに波動を当てるっていうので良くなってる人もいます。でも、どれでも抜けだせてない人もいるでしょう。僕みたいに運良く考えかたがたまたまハマった人もいます。でも、これをやったから治ったのか、こんなやり方にもかかわらず治ったのか…正直わかりません。
食べ物も同じかなと最近は思っています。ヨーグルトや納豆で体調がよくなるひと、ならないひと。油の分解が苦手な身体、糖の分解の得意な身体。人それぞれ。
僕はそのごいろいろな食事を試してみました。結果ぼくの体質には「野菜を気持ち多めにとる」がちょうどよかったようです。
風邪が長引く体質でしたが、比較的ましになり、軟便も改善されました。でも、「野菜を多くとるぞ」って野菜ばっかりとるとあまり体調が優れない。普段より少し多め。
そして、ジャンクな食べ物はもともとあまり食べませんでしたが少し減りました。でも、カップ麺とかポテトチップスも今は怖がらずにたべれます。頻度が少ないから。
また極力同じものは毎日の習慣で食べない。身体にいいと今思ってても、10年後にやっぱり悪いものでしたってなるかもしれないので。毎日偏らないように。
こんなんは人それぞれだと思います。自分でいろいろ調べて試して自分に合う食事をみつけて下さいね。
僕みたいに心配しすぎてガラスのハートを砕かないように。
精神からくる症状は決して楽なものではありません。「んなもん、気持ちの持ちようやんけっ!」みたいに言うひともいますが、そんな簡単なものじゃありません。そして先が見えづらい恐怖があります。もし近くにガラスのハートの持ち主がいたら優しく寄り添ってあげて下さいね。たぶん、みんなちょっと頑張り過ぎちゃう人たちだから。少しづつゆっくりと。
[最後に]最初にも言いましたが個人の意見です。食と健康にはいろいろな考え方があります。僕はどれも否定するつもりはありません。心が信じてるものを食べる事は精神的に壊れにくいと思います。また、どんな食事による健康法やダイエット法でも上手くいく人、いかない人がいる気がします。なので自分に合う方法を見つけて下さい。
そして、考え方が違うからって絶対に僕を攻撃しないでね。せっかく繋ぎ合わせたガラスのハートが砕けちったら大変なんで(笑)絶対ですよ。よろしくお願いします。
ダイエット法 比較最強化計画
ひぇえ!!😵💦家中ごっちゃごちゃだった一年前です。
まだまだ片付ける事が出来なかった。
常に猫のおもちゃは散乱、使った物を元の場所に仕舞わない、収納を無駄に増やしては狭いダイニングを更に狭くしてた頃。
リビング
とりあえず何かしらを適当に置いていた玄関。
今は飾る物しか置かないように。
ダイニングや食卓の風景の比較です。
以前はランチョンマットすら使って無かったし、何もかもが適当だった。食事の時間を大事に考えていなかった。詰め込むように食べてたただの作業だった食事。
今は大切に考え、食卓を彩るようにしています。
※ここから先は暗い話になるかも知れません。
私は長年過食症でした。大きな分類では摂食障害と呼ばれるものですね。
過食した後に嘔吐していて、その後数年間引きこもりになり、今度は嘔吐はたまにするだけのひたすら食べる過食症となりました。
初めて吐いたのは小学6年生の身体測定の前日でした。
きっかけは、タイトルは忘れたけどモデルを目指す女の子が綺麗になるために太らないように吐いている。
というマンガを見た事です。そして、私の小学校では身体測定の時に体重をみんなの前で読み上げるのです。
嫌で嫌でしょうがなかった。大人から見れば子供でも、繊細で多感な年頃。。もっとその心に寄り添って欲しかった。
体重を読み上げない配慮が必要では無いでしょうか?
少しでも痩せたい、軽くしたいと気軽に考えた。吐いてみたら、500gも痩せてて嬉しかった。
安易に真似をして取り返しのつかない事になりました。
病院にも行きましたが、すぐに生死に関わるような拒食症より過食症というのは楽観視されるのか、私自身標準よりややぽっちゃり体型だった為に特に心配も治療なども必要では無いとの診断でした。
12歳から15年間毎日のように過食嘔吐する日々。
18歳の時に上京して、一人暮らしを始めてからは更に酷くなり1日3回~過食嘔吐。プラス下剤乱用。
カイベールCという下剤を6年間ほぼ毎日飲んでいて、段々効き目が無くなりどんどん量が増えて、最終的に1日48錠飲んでいました。
食費と下剤代で月に1人で12万円掛かっていました。
とにかく、太るのが怖かった。
数字に支配されていて、1日何度も体重計に乗っては0・2キロの増量に落ち込みました。
以前は楽しめなかった食事。
好きなだけ食べても、旅行先でも外食でもいつもソワソワと時間を見ては早く吐かなきゃと縛られてた。
吐くために食べてた。その衝動を抑えられず一生このままだと思ってた。
いつも、心の中でこのままでは良くない、身体に悪いと分かっていても中々止める勇気が持てずにいました。
それから3年間引きこもりになり、体重は激増し、心身共に壊して地の果てまで堕ちた感覚。
墜ちた時に初めて自分自身と向き合おうと思い、紆余曲折を経て失敗を繰り返しながらも変わる努力をして来ました。
まずは下剤を止めた。止めると決意したその瞬間から手元にストックしていた未開封の下剤も思い切って全て捨てた。
下剤乱用を続けていたら、腸は働かなくなり自力排便も困難になります。その後は大腸ガンのリスク、人工肛門、本当に恐ろしいことです。市販の下剤は根本を解決する物では無くて百害あって一利なしと断言出来ます。
長年続けてきた下剤を止めることはストレスでしか無かったけど、1日乗り越える度にガッツポーズ( •̀ω•́ )/それは大きな自信になってもう乱用を止めてから2年が経ちました。1錠も飲んでない。
もう手を出す事は無い。
次に過食嘔吐を止めました。特に生理前になると必ず暴飲暴食しては後悔して吐いてた。
糖質制限というダイエットと出会って克服出来たと今思ってます。
糖質制限は基本的にカロリーの制限がありません。だから、お腹いっぱい食べても罪悪感が無かったから安心して食べられた。
なのに痩せていった。それがまた自信となって12歳から続けていた嘔吐をもうこの1年1日もしていません。
下剤乱用、過食嘔吐を克服出来たことが何よりも嬉しい変化です。
今はゆるーく糖質カットをしてゆるゆるとダイエットを続けています。賛否両論あるダイエット法ではありますが私にはこのやり方が合っていたようです。
部屋のbeforeafterを載せましたが、人間もbeforeafter変わります。
どう生きたいか。どんな人間になりたいか。
たった1度の人生。本気を出せば変われる。
自身に問いかけ、嫌な現実に目を背けず逃げず、小さなことを1つずつでいいから続けていったらきっとどんな困難も乗り越えられるし自分のことが好きになる。
痩せてなければ美しくない。
今はそう思いません。
健康で美味しく楽しく笑って食事やお茶が出来て健康に生きる事こそが美しいのだと思います。
太り過ぎは良くないけど、多少太ってもいいや。と思えるようになりました。今は、数字に支配されません。
咲いてる花は皆綺麗。どんな色もそれぞれ個性があって唯一無二。
この世に生まれた物はそれだけで美しい。
そう思います。
引きこもりになり、初めて外に出た日から生まれ直した気持ちで前へ歩いています。
他人は変えられないけど自分自身は変えられる!!
最後のbeforeafter。
水玉模様の白黒の猫は元野良猫でした。最初ガリガリでうちの庭先に来ていて保護した2年前。
最初はお兄さんお姉さん猫達と距離がありましたが、今はペッタンコ仲良しです(笑)
猫も、人間も過去は過去。今は今。未来は未来。
明日は明日の風が吹く(^^)